国家資格である歯科衛生士として働きながら、リゾートバイトへの転身を決めた田島さん。そこにはどんな思いがあったのでしょうか。
「やりたいことをしたいと思ったのがきっかけです」
そう答えてくれた田島さんは、明るく素敵な笑顔が特徴的な女性です。地元・宮崎県で働いていた歯科衛生士としての契約期間が満了したのを機に思いきってリゾートバイトをやりたいと応募したそうです。
「宮崎で普通に勤めていたのですが、仕事の契約が一区切りついたので、自分のやりたいことをしながら仕事をしたいと思いました。私は旅行が好きなので旅行をしながら仕事ができるとなるとリゾートバイトがピッタリだったんです」
田島さんの目的に合っているのがリゾートバイトだったことで転身を決めましたが、希望する条件に合う職場探しは時間がかかりました。
「私は、お付き合いしている彼とリゾートバイトを一緒にしたいと思っていたので同室で受け入れてくれるところを探していました。なかなか条件に合う勤務先がなくて困っていたのですが、グッドマンサービスさんに希望条件を紹介していただけました」
カップル同室での勤務を条件としていましたが、田島さんが探した中で希望条件を提示できたのがグッドマンサービスのみだったそうです。
また、グッドマンの担当と話していく中で、初めてのリゾートバイトに対しての不安もなくなっていったとのことです。
「私は、宮崎県出身で、ゆっくりとした環境で育ちました。なので、他県でせかせかした職場だったらどうしようと正直不安になってしまいました。そんなときにグッドマンサービスの担当の方に職場の様子を聞いたり、現地のオススメスポットを聞いたりして不安から楽しみに変わっていきました」
実際に職場では、暖かく優しいスタッフさん達が出迎えてくれて問題なく働くことができました。最初の心配をよそに今では仕事にやりがいを感じて働けています。
「主にフロント受付を担当しているのですが、海外からのお客様を接客したりすることは地元では経験できなかったので新鮮でとても楽しく、ありがとうの一言を頂けると本当に嬉しいですね」
海外からのお客様も多いという白浜古賀の井リゾート&スパでは、働くスタッフにも海外からの人材が多く在籍しています。
勤務先のスタッフとの出会いで価値観の変化もありました。元々旅行好きではありましたが、興味が強かったのは日本に対してです。海外出身のスタッフとの関わりの中で、新たな興味が湧いてきたそうです。
「勤務先のスタッフが台湾、香港、韓国出身で海外の友達がたくさんできました。年齢も近くて休憩中や休日などによく遊ぶのですが、海外出身の友達ができたことで日本だけでなく海外にも興味が湧いてきました。よく食事の話なんかをするのですが、やっぱり食生活なんかは各国で違いがあって、韓国人の友達は、常に一味唐辛子を持ち歩いているんですよ(笑)なんにでも一味唐辛子をかけて食べるなんて面白いですよね。あとは、お互いの国のご飯の写真を見せ合ったりしてます。その友達とはリゾートバイトの勤務が満了した後に会う約束もしたんです。本当に楽しみです」
海外の友達もでき、仕事が充実している田島さん。休日は当初からの目的でもある観光や写真を撮ることで楽しんでいます。
「昔、ネットで見た憧れの場所があったんです。ずっと行きたいと思っていた場所だったのですが、すっかり忘れていたんですよね。それがたまたま和歌山県にあって、行くことができたんです! 友ヶ島という無人島で、まるでジブリの世界にいるような神秘的な場所なんです。行くことができて本当に嬉しかったです!」